*Once upon A time*

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【ネタバレ】ディズニー映画『ダンボ』あらすじ ~かわいいだけじゃない!その魅力~

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こんにちは!ダンボちゃんを愛してやまないちゃみまる(@Once_u_pon_time)です。

小さな身体に大きな耳、水色のゾウと言えば?

そう、ディズニーのキャラクター「ダンボ」ですね✨

東京ディズニーランドのアトラクション「空飛ぶダンボ」は子どもにも大人気で、一度は乗られたことがある方も多いのではないでしょうか。

「美女と野獣」「プーさん」というディズニー映画実写化ブームに乗り、この「ダンボ」も2019年に実写化されることが決定しました!

意外と知らない あらすじ

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映画『ダンボ』(原題:Dumbo) 

『ダンボ』は、1941年10月にアメリカで公開された映画で、ディズニー制作の長編アニメーション映画の中で『白雪姫』『ピノキオ』『ファンタジア』に続き、4番目に古い作品です。

1941年と言えば、第二次世界大戦の真っ只中。日本とアメリカは緊張状態にあったため、日本で『空飛ぶゾウ ダンボ』というタイトルで公開されたのは13年後の1954年でした。

以下に、簡単なあらすじを紹介します。

 

機関車に乗って各地を旅しているサーカスの一座。春になり、サーカスの動物たちはコウノトリが自分の赤ちゃんを運んできてくれることを楽しみにしていました。

 クマ、カンガルー、カバ、トラ…いろいろな動物に赤ちゃんが届けられる中、ゾウのジャンボにもようやく赤ちゃんがやってきましたが、その赤ちゃんの耳は身体よりも大きく、他のゾウ達から「ダンボ」というあだ名をつけられ、馬鹿にされてしまいます。

 しかし、母・ジャンボは我が子に「ジャンボ・ジュニア」と名付け、大切に愛情を込めて育てます。

ある日、サーカスを見に来た少年たちがダンボをいじめているところに遭遇したジャンボは、怒り暴れます。ジャンボは興奮し、止めに入ったサーカスの団長を思わず投げ飛ばしてしまったため、危険な動物として鉄の檻(おり)に隔離されてしまうことに…

誰からも慰めてもらえず悲しみのどん底にいるダンボを見かね、サーカス団員のネズミ、ティモシー(ティモシー・マウス)が助け舟を出します。

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ティモシーはダンボをサーカスのスターにしようと作戦を立てますが、失敗してしまいます。その結果、ダンボはピエロにされ、さらに大勢の人に笑われてしまいました。

失意の中、お酒の入った水を誤って飲んでしまったダンボとティモシーは、ピンクのゾウが踊る不気味な夢を見ます。目覚めた時に木の上にいた二人は、カラスから「空を飛べるようになれる魔法の羽」を授かり、ダンボは見事大空へと飛び立つことができたのです!

サーカスのショーに再び戻ったダンボは、魔法の羽を誤って落としてしまうものの、自分の力で空を飛び、ショーを成功に導きました。サーカスのスターとなったダンボは無事にジャンボとも再会し、サーカスはまた次の街へと旅立つのでした。

 

短所を長所に

とてつもなく大きな耳のせいで周りから疎まれるダンボ。しかし、物語の終盤ではその大きな耳を使い、他のゾウにはできない「飛ぶ」というスキルを身につけ、周りの評価を覆してしまいます。

 

 「みにくいアヒルの子」という童話に少し似ている部分があります。しかし、ダンボには、たっぷりの愛情を注いでくれる母・ジャンボと、共に困難に立ち向かってくれる友人・ティモシーという2つの大きな存在がある、という点が『ダンボ』という映画をディズニー映画たらしめている、と言っても過言ではないでしょう。

 

コンプレックスは、誰もが抱えています。しかし、見方を変えれば“それ”は誰にも負けない個性になりえる― 

『ダンボ』は私たちにそう訴えているような気がします。

 

お酒はこわい

愛くるしいキャラクターデザインに、子どもの道徳教育にもぴったりの勧善懲悪のストーリー。

『ダンボ』というキャラクターは知っていても実際に映画を観たことがあるという方は、意外にも少ないのではないでしょうか。

その理由は、物語の後半に隠されていると思います。

 

泥酔するダンボとティモシーの夢の中でピンクのゾウが踊るシーン。

正直、初めて見た時はあまりの不気味さにドン引きでした…

このシーンで流れる「ピンク・エレファンツ・オン・パレード」の曲も何やら怪しげな雰囲気。前半はピンクのゾウが踊るだけなので大して怖くないのですが、後半になるとゾウの色や形も徐々に変化し、まるで麻薬中毒患者の見る幻覚のような描写になっていきます。

ちなみに「ピンク・エレファンツ・オン・パレード」のシーンは、同じくディズニー映画『不思議の国のアリス』の制作メンバーによって作られたそうです。また、他の作品にも影響を与えており、のちの『プーさんと大あらし』の「ズオウとヒイタチ」という曲は、この曲をオマージュしています。

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焦点の定まらないダンボの目…

この映画が制作された当時のアメリカで幻覚の見える麻薬が流行していたという背景もあり、このようなシーンが組み込まれたとも言われています。しかし、流石に麻薬そのものを登場させるのは気が引けたのでしょうか、誤ってお酒を飲んでしまった、という地点に着地させたのかもしれません。

 

まさか、かわいいダンボが登場する映画にこんなブラックな要素が隠れているなんて…子どもの頃に観た場合、このシーンがトラウマになってしまったという子もいるでしょう。とにもかくにも、お酒の飲みすぎも薬物も絶対にやめましょう。 (未成年でも誤って飲まないように!)

 

とにかくダンボがかわいい。とてもかわいい。

いじめの描写や不気味なシーンはあるものの、どうしても皆さんにお伝えしたいのが、

 「それでもダンボはとてつもなくかわいい」ということ。

 

母・ジャンボが檻に入れられた時、夜中にこっそりダンボが母に会いに行くシーンがあります。檻の中の母の姿は見えないけれど、檻から伸びてきた母の長い鼻をダンボが自らの身体に巻き付けて精一杯甘える姿は号泣ものです。

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また、全編を通してダンボは一切話しませんが、その代わりに表情はとても豊かで、ジェスチャーのひとつひとつがとっても愛くるしいんです!!

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ティモシーのしっぽを掴みながら歩くダンボ

まとめ

いかかでしたか?
まだまだ語りつくせない『ダンボ』の魅力。

まだ観たことがない方はぜひ、一度観ていただけたらうれしいです♪

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